2011年9月28日 教職員礼拝 Gale Togami 「試練と喜び」

2011年9月29日

試練と喜び  

 

聖書:ヤコブの手紙1:2~3 「わたしの兄弟たちよ。あなたがたが、色々な試練にあった場合、それをむしろ非常に喜ばしいことと思いなさい。あなたがたの知っているとおり、信仰がためされることによって、忍耐が生み出されるからである。」

 

この聖句は、小さい頃から何度も耳にしてきた聖句ですが、ほんの数年前まで自分自身腑に落ちて理解することはできませんでした。でも、今ではこのことを少し理解できるようになって着ました。自分の子どもをどのように育てるかということを常に自問自答していますが、これはとても難しいチャレンジです。

 

聖書の中に出てくるヨセフの話を思い出します。ヨセフの父ヤコブは、ヨセフを寵愛し、他の兄弟達と異なり特別な扱いをしたために、家庭の中に大きな問題が生じました。ヨセフはねたみを持った兄たちに奴隷としてエジプトへ売られてしまうのです。しかし、ヨセフはその試練(苦難)の中にあって、常に人に対して神にたいして忠実に誠を尽くす生き方をします。

 

①エジプトに奴隷として売られる試練において

ヨセフの生き方:エジプトでヨセフが仕えたポテパルは、奴隷であるヨセフの働きぶりを見て彼を信頼し、その持ち物全てをヨセフにゆだねました。

 

②ポテパルの妻のうその告発で、牢獄に入れられる試練において

ヨセフの生き方:牢獄の中でも忠実かつ人の前に、神の前に正しくあろうと生きたので、獄屋番は彼を信頼し、全ての囚人をヨセフの手にゆだねました。

 

ヨセフの生き方を見ると、彼は試練の中でも、常に神が彼と共にいてくださり、全てを御手の内に導いておられるということを心から信じていたように思われます。どんな状況にあっても、神に信頼し、神に対する証しを立てる生き方を選んだのです。結果として、ヨセフはエジプトで王の次の位につき、国司として、全土を治めるようになりました。

 

ヨセフの父ヤコブは、自分自身が兄と父をだまし、命からがら逃亡するという経験を持っていました。しかし、彼が荒野を逃亡しているそのときにも、神様は御使いを送って彼を守り、約束を与えてくださいました。ヤコブは自身のそういう経験、体験を、きっと何度も自分の子ども達(ヨセフ)にも語っていたはずです。苦しいとき、大変なときに神様が共にいてくださる確信、そして神に信頼することによって与えられる平安と導きについても自分自身の体験として語っていたことでしょう。

 

わたし達は、子ども達にどうすれば、心から神に信頼する事を教えることができるでしょうか。私は、娘に毎日聖書の物語を読んで聞かせていますが、それだけでは足りないのではないかと思うようになりました。親として、私自身が神に信頼する生き方をし、神に信頼して生きることの喜び、そしてその経験を語り伝えていかなければならないと思っています。