2011年10月12日 教職員礼拝 担当 事務セクレタリー

2011年10月18日

今日は最近体験した出来事から、証をさせていただきます。

 

現在、私は教会のアパートに住んでますが、ちょうど1ヶ月ほど前に、私が住んでいるアパートの壁をきれいに塗り替えてくださるということが決まりました。これは30年ぶりの塗り替えということでした。

 

通常、賃貸アパートですとどこかの業者さんがやってきてペンキ塗りを行ってくださると思うのですが、、教会所有のアパートではそんなはずもなく、自分達でペンキ塗りを行うことになりました。有難いことに、私が知らないところでいつのまにか結成されたペンキ塗りお助け班の皆さんが朝10時に私のアパートに結集してくださいました。メンバーは、教会員のおじいちゃま方でピータさん、アールさん、アービンさん3名です。そしてそこに前木先生が加わってくださり私も含めて5名で作業を開始しました。

 

私は初め、もうすぐ80歳になるおじいちゃま方にペンキ塗りをしていただくなんて申し訳ない、はしごから落ちて腰の骨でも折ってしまったら奥様方にどう顔向けをしたらよいものかと冷や冷やしていました。

 

しかし驚いたことに、どの方もまるでプロの職人さんかのようにペンキ塗りがお上手で、特に細かな打ち合わせもしていないのに、1人が下地塗り、1人がはしごを使って角の細かい作業、1人がローラーで大きな塗りの作業、ときちっと分担をし、黙々と、しかもスピーディーで完璧に作業を進めてくださいました。実にみごとなチームプレイでした。また、前木先生も作業がとっても丁寧で、窓枠やドアなどきちっと二度塗りをするなど大変美しく仕上げてくださって大満足の仕上がりにしていただきました。

 

朝10時から開始して結局夕方5時過ぎまで、途中でお昼ごはんとおやつの時間をはさんで、みっちりと働いてくださいました。私はいつもどちらかというと、引越しや労働にかかわる仕事に関してはお手伝いに出かけていく方で、人様からのお助けを「頂く」、また「受ける」ということは、何か申しわけない気がして、極力避けてきました。でも、今回自分のためにこんなにも多くの方々が自ら進んで集まってきてくださり、貴重なお休みをまる一日犠牲にして働いてくださったということで、「受ける側」の立場として言葉では言い表せないくらいの感謝と強い衝撃を受けてしまいました。そして、貴重なお時間や労力を捧げて頂くということは、それを受ける人はどれほど有難く、感謝の思いに満たされることだろうかということを身にしみて学ばせて頂きました。この4名の方々が人のために喜んで働くその後ろ姿から、「私も早く誰かにまたこのようにして、このお返しをさせて頂きたい」という気持ちがわきあがってきました。

 

 

そして次にもうひとつ気がついたことがあったのですが、それまで、私は自分は白い壁のリビング、白い壁のベッドルーム、白い壁のキッチン。すべて白い壁に囲まれたお部屋の中で生活していると思い込んでいました。ところがです!!おじいちゃま方が、白いペンキで壁を塗り始めたとたん、それまで私が白と思っていた壁は幻想に過ぎず、実はなんともよごれた灰色であったことに気がつきました。

 

一口に「白」と言っても、白というカラーだけで500種類もあると言われていますから、もしかしたら別の例えばオフホワイト系のペンキを買ってきたのではないかと思い尋ねてみますと、「いやいや、教会のアパートの壁に使う白は、昔からこの白と細かく決まっており、今までの壁の色と同じ「白」を購入してきたよ」ということでした。

 

今まで私はなんというすすけた壁の中で生活をしてきたのだろうかと大変なショックを受けました。前木先生とも「信じられない。なんという汚れでしょう!」と驚きの連続でした。

 

その時に私がはっと気がついたことがありました。

私がそれまで「白」と思い込んでいたものが、本物の白が横に来たときに、それは白ではなくすすで汚れた灰色であったことがはじめてわかった。ということは私の心に、イエス様という本当に清い方が入られた時、たちまち私自身がいかに「清さ」とかけ離れているのか、それまで気がつくこともなかった、隠されていた心の汚れがはっきりと見えてくるのではないか、そう思ったわけなのです。ですから、常に立ち止まって「私の心の状態は本当はどうだろうか」と自分の心に問い、また心の状態を探り、神様のお助けによってきれいにお掃除をしていただく必要性を強く感じました。

 

以上2点が、今回のペンキ塗りを通して私が考えさせられたこと、学ばせられたことで、このように自分の心を見つめなおす良い機会を与えていただいたことを神様に感謝しています。

 

最後に聖書のみことばを読んで終りにしたいと思います。

 

神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、

わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください。

わたしに悪しき道のあるかないかを見て、わたしをとこしえに導いてください。

 

詩篇139:23&24