【校長のつぶやき】 失敗をどう捉えるか かわいい子には旅をさせろ

2011年11月10日

 

ユニクロの柳井正氏は、

 

「僕はずっと失敗してきた。今までのどのビジネスでも一勝九敗くらい。唯一成功したのがユニクロです。

致命的にならない限り失敗はしてもいい。やってみないとわからない。行動してみる前に考えても無駄です。行動して修正すればいい。

・・・・・・・

大事なのは、まずは全部自分でやってみること。そこで何回も失敗して、また懲りずに挑戦する。その繰り返しの中で経営者として育っていくんです。」

 

と言っています。 

 

失敗の数だけ経験が増える、知恵が増すのです。そうならば、どんどんトライして、チャレンジして経験と知恵を増やすことが学びのプロセスだということが出来ます。「トライして失敗することよりも、失敗を恐れてトライしないことの方が問題だ」という言葉がありますが、本当にその通りです。

 

子ども時代は、失敗がゆるされる時期、言い換えれば、子ども時代にこそとにかく何でもやってみてたくさんの失敗を積み重ねて経験と知恵を身につけ学ぶ時期です。子ども時代に失敗をさせない、失敗を経験しないということは、経験と知恵を手に入れるチャンスを失うことです。

 

すでに経験や知恵を身につけた者からすると、失敗はおろかなことに見えてしまいますし、失敗は出来るだけしないほうがいいと思ってしまいがちです。しかし、失敗から学ぶ当事者にとってはその失敗をすることが次のステップへ進むために通らなければならない道であることを忘れてはなりません。簡単に教えられたことはすぐに抜けてしまい本人の中に残りにくいものですが、苦労して失敗して身につけたものだけがしっかりと本人の中に刻まれていくのです。

 

そのときは見守ることがまどろっこしかったり、失敗後の処理が面倒だったりと色々あるかもしれませんが、結局は「急がば回れ」子どもの成長の近道は、本人が失敗から学ぶことなのです。学びのプロセスを意識しましょう。保護者が子どもの失敗に対して過敏に反応したり、失敗を責めたり、失敗をしないように全てお膳立てをしたりすることが子ども達が自ら経験と知恵を積み上げていく障壁にならないように気をつけなければいけません。

 

「かわいい子には旅をさせろ」とはよく言ったもの、深い言葉です。