人のために時間を使う

2013年8月19日

2013年度 始業式での言葉

 

2011年の3月11日に東北で東日本大震災が起こりました。そのために多くの人の命が失われ、今尚苦しんでいる人たちがたくさんいます。世界中で被害者の方々を救おうとボランティアとして助けてくださったり、巨額の義捐金が集まってきたりしました。本校でも、バザーの売り上げ1万ドル以上を親を失った子供たちがきちんと教育を受けられるようにと、送りました。

 

例えば、アメリカでは、ある小さな少女が自分で作ったレモネードを売って、お金を被害者の人たちに送ったということでした。数え切れない人々が心を日本に傾けてくださいました。これらの人たちは、自分の貴重な時間を自分のためではなく、見たこともない東北の人々のために使ったのです。 



皆さんは、1日のうちどれくらいの時間を「他の人のために」使っているでしょうか。1学期、休み時間に校庭でケガをした友だちや、おなかが痛くなった友達と一緒に事務室まで来てくれた児童が何名かいました。友だち思いですね。休み時間がそのためになくなって、ちょっぴり残念だと思うのですが、児童たちは自分の大事な時間を友だちのために使いました。 



「自分のために時間を大事に使うこと」はとても大切なことです。でも、「人のために自分の時間を使うこと」も、また大切なことです。教頭先生や私が駐車場のところで皆さんを迎えていると、サマースクール中、皆さんは元気に、「おはようございます」とあいさつをしてくれましたね。実は、挨拶も自分の時間を相手のためにつかうことなのです。挨拶する時間はほんの数秒ですが、聞いた人の心を和ませてくれるのです。そして、人のために時間を遣っていると、「心が豊かな人」になるのです。 



 

これから始まる、2学期、どれだけ他の人のために(クラスの友達のために、先生のために、お母さん、お父さんのために)自分の時間を使うことができるか、チャレンジしてみて下さい。

 

また、先生方には、人のために時間を使った園児・児童・生徒を誉めていただきたいと思います。