2015年度始業式の言葉

2015年4月6日

勉強したら、すぐにそれが学力に結びつくことを期待します。しかしながら、科学的な実験で分かっていることは、努力が学力に結びつくには時間が掛かるということです。色々な複合的要素がありますが、一般的に学力が伸びてくるのに3ヶ月から7ヶ月くらい掛かります。地道な努力によって、確かに知識も増え、ドリルによって慣れてもきており、脳の神経回路も結ばれ始めているのですが、それが結果として現れるためには時間が掛かります。

 

問題は、努力にも拘わらず、結果が出ないということで諦めてしまうことです。むしろ結果が出ていないときこそ、今は見えない力が着実に自分に身に付きつつあるのだと認識し、着実な努力を重ねることが必要なのです。これは言わば、学力の停滞期です。この停滞期は、すでに学力のある子にも訪れますし、学力だけでなく、スポーツなどでも同じことだと思われます。会社での仕事でも同じようなことが起きているのではないでしょうか。

 

新しい年度が始まって、子供たちは勉強へのやる気がリフレッシュしたと思います。ぜひ今年も一生懸命勉強してもらいたいと思いますが、学力が思うように伸びないなあと感じるときこそ、忍耐し続けて努力することを覚えてもらいたいと思います。