子ども達の一日の生活

本校で学んでいるほとんどの子ども達は、小さいころから2つの言語、2つの学校に通っています。

 

子ども達は、朝 現地の学校(英語を使用するアメリカの学校)に通っていきます。 小さいお子さんは昼まで、 小学校、中学校、高校の児童、生徒たちは大体午後3時ごろまで 現地の子供たちと一緒に学びます。 放課後は、学校の提供するアクティビティーやクラブ活動に参加したり、習い事をしたり、友達と自由に遊んだりして過ごしますが、 本校に通っている子ども達は、週日の放課後 月・水、火・木 のいずれかを選択して、 週に2日間(1日3時間 計6時間余り)を 日本語の学びのために使っているのです。

 

子供たちの生活は小学校になると、2つの学校それぞれに宿題があるために、徐々に忙しさを増していきます。 特に日本語補習校に通う日は、3時間の時間的制約を受けますので、 忙しいと感じることが多いようですが、 子ども達は、少しずつ加わっていくチャレンジを通して、確実に力を伸ばしていきます。 中学校、高校に進むと勉強の量と質が上がり、 それに伴って、アクティビティーや習い事のレベルも上がります。 そうなると更に忙しさが増し、両立が難しくなっていきますが、 チャレンジを続けることによって徐々に身につけた スタディースキル と タイムマネジメントスキル が、 彼らの武器となります。 それらのスキルを利用して、現地の学校やアクティビティーと本校の勉強を しっかり両立することができるのです。

 

 

幼稚部の園児

たんぽぽ組(年中)     保育時間 2:20~5:35pm

4歳児の中には、キンダーガーテンに通い始める子ども達もいます。 キンダーでは毎日学校に通うことになるので、子供たちの生活パターンにも少し変化が生じます。 また、学校区によっては 午前のクラス、午後のクラス、と分けられているところもあり、 午後のクラスになると、本校の保育時間(午後2:25~)と重なることもありますが、 基本的には、キンダーのクラスが終わってから、午後2時過ぎに本校の幼稚部に登園してきます。 保育が終了するのは午後5時半過ぎですが、保育後も元気に遊ぶほど体力もついてきます。

 

 

ひまわり組(年長)     保育時間 3:20~6:35pm

現地の学校では、キンダー、または1年生です。 体力もだんだんついてきて、週2日 本校の幼稚部に元気に通うことができるようになってきます。 本校小学部への進学を視野にいれると、 このころから、2つの学校に通うという生活パターンを作り上げることが大切になります。 子ども達は現地の学校が終わってから3時過ぎに本校の幼稚部に登園してきます。 保育の終了は6時半過ぎとやや遅めなので、保育のある日は夕食や就寝時間などに工夫が必要です。

 

 

小学部の児童

低学年     授業時間 3:40~6:45pm

2つの学校の勉強を両立するパターンがしっかりとし始める時期。 この時期は、勉強の内容も宿題もそんなにハードではありませんが、 学年相応の基礎的な事柄(高学年になったときの学びのツールとなるものばかり)を しっかりと定着させることがとても大切です。 英語、日本語両方の学校で取りこぼしのないようにしたいものです。 時間的には、現地の学校と本校の両立にもまだ余裕があるので、規則正しい生活習慣作りには適した時期です。 授業のある日は、授業後から就寝までの時間をいかに有効に使うかが問われます。

 

高学年     授業時間 3:40~6:45pm

2つの学校の勉強がだんだんと量的にも質的にも増え始める時期。 この時期は、勉強の内容も宿題もだんだんと時間のかかるものになってきます。 また、自分のやりたいことにも時間を割く必要もあるでしょう。 渡米した時期やタイミングにもよりますが、勉強のために就寝時間が少しずつ遅くなりはじめるのもこの時期です。 低学年のときに身につけたツールを使って、本格的な学びが始まる時期、 要領よく学ぶ(スタディースキル)と 上手に時間を使う(タイムマネジメントスキル)の 両方を少しずつ訓練することが大切です。 授業のある日は、就寝時間までに効率よく現地の学校の宿題を終わらせるこ と が大切です。

 

小学生の子ともたちにとって、日本語で話し、思いっきり遊ぶ休み時間はとても貴重なものです。現地校のストレスを発散させるだけでなく、子供同士のコミュニケーションを通して人間関係を築く、掛けがえの無い時間です。本校は、休み時間の重要性を認識し、広いグラウンド、バスケットコートのある校舎を用意し子どもたちにのびのび遊んでもらっています。また遊具なども充実しています。

 

中学部の生徒

中学部   授業時間 3:40~7:00pm

ほとんどの子ども達がミドルスクールに通い始めるようになるこの時期は、勉強の 質、量、共に増えてきます。 また、ハイスクールになると勉強については更に大変になり、 毎日の宿題にも時間を要するようになり、2つの学校の両立と、 習い事やアクティビティーに力を入れることは益々困難になってきます。 しかし、そこは、これまで徐々に身につけてきた スタディースキル と タイムマネジメントスキル の両方を駆使して、 努力することが大切です。 また、中学校の時期には、学習だけではなく、 自分が受け入れられているということ、 また、自分のアイデンティティーを確認することが必要です。 忙しい時間をどうにかやりくりして、本校に通い続ける子ども達のモチベーションは、 心地良い居場所があるからにほかなりません。 忙しい忙しいとこぼしながらも、本校の授業に欠かさず参加することで、バランスをとっているのです。