卒業生インタビュー

Interview 06

世界を動かす言葉の力を、
三育で学んだ

Amazon.com・Sr. Product Marketing Manager

髙橋 航洋

Koyo Takahashi

2011年3月 中学部卒業

アメリカの大学を卒業後、当初日本での勤務を全く想定していなかったので、帰国前は社会人として日本でやって行けるのか自分自身疑問に思う節がありました。
しかし、いざ日本に住み始めて見ると三育での9年間で培った日本語力のおかげで、全く問題なく適応する事ができました。それどころか、会社では同僚や後輩が書いた日本語の文章を校正出来る程、自信を持って過ごす事が出来ました。

三育では数え切れないほど多くの思い出がありますが、特に印象に残っているのは、当時現地校の陸上部に所属していた関係で、シーズン中は授業に出席できるのが後半以降になってしまったことです。
そんな中、担任の前川先生は毎回放課後に私のためだけに残って補習をしてくださり、勉強が遅れないよう丁寧にサポートしてくださいました。また当時から社会・歴史に興味があった私にとっては、社会科の小谷先生と時事ネタや歴史の豆知識に関してお話出来る事が非常に楽しみでした。

私の目標は、アメリカと日本の両方で培ってきた人生・ビジネス経験を活かし、グローバルな視点からイノベーションを推進できる経営者になることです。特に、日々市場やニーズが多様化する中で、文化的背景の違いを強みに変え、多様な人材を巻き込んで新たな価値を生み出せるビジネスパーソンとして社会に貢献していきたいと願っています。

また、今年でちょうど30歳を迎え、「若手」から「中堅」へと移りゆく中で、同じような想いを持つ後輩や学生の方々にとって、少しでもロールモデルのような存在になれたら嬉しく思います。

大学はCalifornia State Polytechnic University – PomonaのCollege of Business Administrationに進学。学業面ではInternational Business & Marketing を専攻し、課外活動面ではサークルの部長や生徒会長を歴任しました。
また在学中にAmazonでのインターンシップに2年間参加し、その後卒業と同時に入社しAmazon Japan勤務となった為、17年ぶりに日本に本帰国しました。Amazon JapanではEC部門でAmazonに出品している大手メーカーのコンサルティング業務を経験した後、プライムデーやブラックフライデーと言ったセール企画の国内戦略の責任者を務めました。
また2024年12月からはシアトル本社に戻り、US・JP・EUを含めた全世界のセール企画を統括するマネージャーに就任し、Amazonをご利用いただいてるお客様により良い購買体験をお届けする為日々奮闘しております。

入学を希望する方へのメッセージ

三育に通えたことは、私の学生時代の経験の中で非常に有意義な財産であったと感じています。
学業だけでなく、先生方や同級生・先輩・後輩との関わりを通して、人間としての成長を実感できた場所でした。
三育には、勉強だけでは学べない大切なものがたくさんあります。
同じ環境に身を置く仲間との絆、外国に暮らす日本人としてのアイデンティティ、そして他者を尊重する心——そうしたものを自然と身につけることができる環境です。
学生にとって現地校と三育の両立は決して簡単なことではなく、私自身も当時は悩むことが多くありました。
それでも、その都度真摯に支えてくださる先生方のサポートのおかげで、今の自分があると感じています。

新たな一歩を踏み出そうとしている皆さんにとっても、三育での学びが人生の大きな財産となることを、心から願っています。