教員メッセージ

サンフランシスコ・ベイエリアの情報紙「BAYSPO」に取り上げていただいた、本校教員のインタビュー記事をご紹介します。

子どもたちの心に寄り添いながら
共に成長していきたい

担当学年:小学3年生(2025年度) 

涌井 敏道

小さい頃は活発で、元気いっぱいの子どもでした。外で遊ぶのが大好きで、学校から帰ると友達と公園を駆け回ったり、秘密基地を作ったりしていました。好奇心旺盛で、何事にも夢中になれるタイプだったと思います。

日本で三育中学校に進学したことが、教育を志すきっかけになりました。全寮制の学校で、多くの先生方が生活の中で親のように親身に関わってくださいました。その温かい姿に憧れ、自分も子どもたちに寄り添える先生になりたいと思うようになりました。

本校は、キリスト教の精神を土台に、知・徳・体の調和を大切にしながら、学びと心の成長を育む学校です。子どもたちの明るい声が響く、温かな学びの場となっています。

授業風景

子どもたちは忙しい毎日の中で、一生懸命に学びを続けています。そうした中で、三育が子どもたちにとって安心できる場所であり、「ここで過ごす時間が好きだな」と感じられるよう努めています。学びや遊びを通して互いを思いやり、温かな雰囲気の中で成長していけることを大切にしています。

週末は毎週土曜日に教会に通い、よくギターや歌で奉仕をさせていただいています。日曜日は2歳の娘と過ごしたり、家庭菜園の収穫を楽しんでいます。自然の中を歩くことも好きで、ベイエリアならではの絶景スポットにハイキングに出かけ、体を動かしながら心身をリフレッシュしています。

ベイエリアで頑張る子どもたちに、心からエールを送ります。環境の違いの中で積み重ねる毎日の努力は、きっと大きな力となります。子どもたちは未来の希望であり、日本とアメリカをつなぐ大切な存在です。三育の子どもたちが、それぞれの場所で活躍する日を心から楽しみにしています。

生徒との写真

これからも子どもたち一人ひとりの成長に寄り添い、学ぶことの楽しさや人と関わる喜びを伝えていきたいと思います。また、地域の方々や保護者の皆さまと協力しながら、子どもたちが安心して学び、心豊かに成長できる学校づくりに力を尽くしていきたいです。

子どもたちの笑顔を力に
これからも学びを支え続けていきたい

担当学年:中学2年、3年生(2025年度)

前川 英樹

先天性の心臓病があり、手術をした小学校3年生頃までは、いろいろなことに自信がなく、勉強もわからないことが多くありました。手術後、生まれ変わったという意識があり、その頃から勉強もするようになり、そのおかげで分かるようになり、少しずつ自信もついてきました。運動も問題なくできるようになり、とても楽しくなったのを覚えています。

小学校の卒業文集で先生になると書いていました。自分に自信がなかった時、私を励ましてくれた1年生から3年生までの担任の先生の影響があったと思います。本格的に教師になろうと思ったのは、大学時代の家庭教師で生徒の成績が上がった時でした。教育実習が楽しかったことも影響していると思います。

授業の様子

ちょっと工夫するだけで子どもの理解は違うと信じて、細部までとことんこだわって準備することに努めています。現地校で疲れて登校する子どもたちが少しでもやる気を出して今日の保育と授業に臨んでくれるように、笑顔で子どもたちに接することを大切にしています。

家にいることが多いですが、お店で好きなのは、Good Willです。時代を超えたいろいろなものと出会えるからです。最初は学校の劇の小道具探しで行き始めましたが、今は暇があるといくつかのGood Willを回っています。それから、車のオイルチェンジをするのが好きです。できた時のあのなんとも言えない達成感がいいですね。無心で取り組めるのも楽しいです。

補習授業校は、松葉杖でありたいと私は考えています。怪我をしている時には松葉杖がなければ歩くことが出来ないように、アメリカに住んでいて日本語の学びを進めるには、本校の存在が不可欠なものであってほしいと願っています。日本に戻れば、あるいは卒業してしまえば不要となりますが、それまでお子さんの日本人としての心と頭をサポートしていきたいと思います。

授業の様子

教育現場はどうしても、組織の中で完成させようとすることが多いですが、これからもっとベイエリアのいろいろな日本人コミュニティーとつながりながら、色々と情報交換をしつつ、どんなことを還元できるのか考えていければと思います。